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チョ・ユリ、ドラマ「ラブ・ウイルス」主演に
イカゲームから続く女優快進撃
2026.04.25 | UPDATED 2026.08.08 | DRAMA
歌手から女優へ。チョ・ユリの主演作が、2本同時に公開を待っています。
ユリが新ドラマ「ラブ・ウイルス」の主演に抜擢されたことが2026年4月25日に報じられました。Netflixシリーズ「バラエティ」の撮影を終えたばかりのタイミングで、間髪入れずに次作を決めた形です。
>> BIOGRAPHY — アイドルから女優へ、チョ・ユリの歩み
ユリは2001年10月22日、韓国・釜山生まれ。14歳のころに歌手を志し、独学で歌と踊りを練習しながらオーディションに挑戦を続けました。2017年にはMnetのオーディション番組「アイドル学校」に出演しましたが、最終順位15位でデビューメンバーには選ばれませんでした。
諦めずに練習生生活を続け、翌2018年に「PRODUCE 48」へ出演。ファイナルまで勝ち上がり最終3位でIZ*ONEのメンバーに選出されます。2018年10月、IZ*ONEのメインボーカルとして正式デビューを果たしました。
ポジション:メインボーカル
主なヒット曲:「La Vie en Rose」「Violeta」「D-D-DANCE」など
ファンダム名:WIZ*ONE
わずか2年半で韓国・日本の両市場を席巻した期間限定グループです。解散から数年が経った今も、ファンの記憶に残っています。
2021年4月にIZ*ONEの活動が終了。同年10月、1stシングルアルバム「GLASSY」でソロデビューを果たし、ファンダム名「GLASSY」を発表しました。翌2022年6月には1stミニアルバム「Op.22 Y-Waltz : in Major」をリリース、音楽番組「THE SHOW」でソロデビュー後初の1位を獲得しています。
>> DISCOGRAPHY — ソロ歌手としての現在地
女優業の印象が強くなった今も、ユリの本業は歌です。
| 発売日 | 作品 | 形態・タイトル曲 |
|---|---|---|
| 2021年10月7日 | GLASSY | 1stシングルアルバム / ソロデビュー作 |
| 2022年6月2日 | Op.22 Y-Waltz : in Major | 1stミニアルバム |
| 2022年10月24日 | Op.22 Y-Waltz : in Minor | 2ndシングルアルバム |
| 2023年8月9日 | LOVE ALL | 2ndミニアルバム / タイトル曲「TAXI」 |
| 2025年7月14日 | Episode 25 | 3rdミニアルバム / タイトル曲「이제 안녕!(もう、さようなら)」 |
直近作の「Episode 25」は、25歳という年齢をそのままタイトルに置いた1枚です。タイトル曲はバンドサウンドを前面に出したポップロックで、ダンスポップ寄りだった「TAXI」までの路線とは手触りが違います。先行公開曲「개와 고양이의 시간(犬と猫の時間)」が1週間前の7月7日に出ました。
所属事務所はIZ*ONE時代から続くWAKEONE。2025年7月に契約を更新しており、歌手と俳優を並行する体制はこの先も続きます。
>> FILMOGRAPHY — 女優としてのキャリア
女優デビューは2022年7月、ウェブドラマ「MIMICUS」でのオ・ロシ役。演技経験がほとんどない状態でのデビューでしたが、確かな存在感を見せました。
転機となったのは2024年12月のNetflixシリーズ「イカゲーム シーズン2」への出演です。巨額の負債を抱えてゲームに参加するキム・ジュニ(参加者222番)役を担い、2025年6月配信のシーズン3では、ゲームの途中で出産するという展開を見せ、世界中の視聴者に強い印象を残しました。出演後にはInstagramのフォロワー数が約200万人増加したといわれています。
4次審査まで続いたオーディションについて、本人は当時いくつも受けた中で唯一受かったのがこの作品だったと語っています。ジュニは「強い人が外的な要因で崩れていく」のではなく「すでに崩れている人が強いふりをしている」という解釈で演じたそうです。
| 年 | 作品 | 役名・備考 |
|---|---|---|
| 2022年 | MIMICUS(ウェブドラマ) | オ・ロシ役 / 女優デビュー作 |
| 2022年 | 酒飲みな都会の女たち2 | シウン役 / 特別出演 |
| 2024年 | イカゲーム シーズン2(Netflix) | キム・ジュニ役(参加者222番) |
| 2025年 | イカゲーム シーズン3(Netflix) | キム・ジュニ役(続投) |
| 公開待ち | バラエティ(Netflix) | スンヒ役 / 主演・撮影終了 |
| 公開待ち | ラブ・ウイルス | イム・ミア役 / 主演 |
>> DRAMA INFO — 「ラブ・ウイルス」とは
「ラブ・ウイルス」は、9年間交際し結婚を目前に控えた長続きカップルが、互いへの迷いをなくすため結婚前に「浮気予防注射」として別々の相手とのブレイクタイムを過ごす——という設定のロマンティックコメディです。
ヒロイン(W主演):チョ・ユリ(イム・ミア役)— 犯罪者ハンターで、弁護士に出会い”本物の愛”を求める女性
男性W主演:キム・ドンフィ(ウ・ドンソク役)— ユーチューバー、無邪気な人柄で歯科医師に近づく
演出:キム・ソクユン監督(「今週妻が浮気します」「眩しくて」「私の解放日誌」)
キャスティングは段階的に伝えられました。2026年3月27日にチョン・ヘインとシン・セギョンの出演が報じられ、その約1か月後の4月25日にユリとキム・ドンフィの出演が続報として出ています。相手役のキム・ドンフィは2026年3月に兵役を終えたばかりで、この作品が復帰作にあたります。
イム・ミアはコメディとシリアスを行き来する難度の高い役どころで、女優としての新たな側面が期待されます。演出のキム・ソクユン監督は、派手な展開よりも登場人物の心の動きを丁寧に積み上げるタイプの作り手です。ユリにとっては演技力そのものを見られる現場になります。
>> NETFLIX — もう1本の主演作「バラエティ」
もう1本の主演作が、Netflixシリーズ「バラエティ」です。制作は2025年7月21日にNetflixが正式発表しました。
舞台はK-POP業界そのもの。大手事務所の代表セウンは、国内トップのアイドルグループを世に送り出した人物です。そのグループとの再契約をめぐって奔走し、目的のためには冷徹な判断も辞しません。一方のスンヒは、愛と憎しみの間で揺れながら推しに会おうとします。
監督・脚本:キム・ヨンフン(Netflixシリーズ「マスクガール」、映画「藁にもすがる獣たち」)
制作発表:2025年7月21日(Netflix公式)
撮影:2026年4月までに終了
公開日:2026年8月時点で未発表
IZ*ONE出身で、実際にファンダムに支えられてきたユリが「アイドルを追いかける側」を演じるという配役です。監督のキム・ヨンフンは「マスクガール」で人間の欲望を容赦なく描いた作り手で、「イカゲーム」のジュニに続き、また簡単ではない役が回ってきたことになります。
>> FASHION — ファッションアイコンとしての顔
演技と並んで存在感が増しているのがファッションの領域です。2025年3月にはフレンチテイストのコンテンポラリーブランド、マルディ メクルディのモデルに起用され、DAZED KOREA 4月号でスプリングコレクションのグラビアが公開されました。
2025年10月には、パリで開かれたルイ・ヴィトンの2026年春夏ウィメンズコレクションに公式招待され、フロントローに座っています。この場でショートカットを初めて披露し、それまでのイメージからの変化が話題になりました。会場にはペ・ドゥナ、BLACKPINKのリサ、Stray Kidsのフィリックスらも来場しています。
>> OUTLOOK — 2026年、チョ・ユリの現在地
2026年のユリは、作品が出る年というより公開を待つ年です。視聴者の側からは動きが見えにくい期間が続きます。ですが、Netflixのオリジナルシリーズと地上波系のロマンティックコメディという毛色の違う2本を同時期に抱えていること自体が、女優としてのユリの現在の位置を示しています。まずは「バラエティ」の公開日と「ラブ・ウイルス」の編成発表が、次の節目になりそうです。
